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妊娠したいと思った時に、

タンパク質の次に重要になるのが、鉄です。

不妊に悩んでいる人の多くは鉄不足がその原因の一つになっていると言われているほど。

鉄の働き


鉄はカラダの中で様々な働きを指定ますが、主要なものをあげると

  • コラーゲンの生成
  • 赤血球の生成
  • 皮膚の生成
  • 粘膜の生成
  • 黄体ホルモン(プロゲステロン)の生成に関わる

このように様々なところで活躍しています。

特に重要なのが、

39ae25b830c730d2c6aa41f3e1f9cfcf_s黄体ホルモンの生成に関わるということ。

黄体ホルモンというのは、

排卵後から分泌されるホルモンで、その働きは、

  • 受精卵が子宮内膜に着床しやすい状態に整え、
  • 体内の水分を保持したり食欲を増進させ、
  • 基礎体温を上げ、
  • さらに妊娠後は妊娠を継続させる働きをする

というように、妊娠をするには無くてはならないホルモンです。

また、粘膜の生成に関わるということもとても重要で、

子宮内部の粘膜は、赤ちゃんにとってのベッドになるので、しっかりとクッションの役割を果たす居心地の良いベッドになっている必要があります。

そのためには、充分な鉄分が無いといけません。

妊娠するときにも、妊娠した後にも鉄はとても必要なので、充分にとっておく必要があります。


また、鉄がコラーゲンや皮膚の生成に関わるということは、

お肌の状態、例えばシワやニキビや湿疹など、肌の状態にも深く関わっているということです。
(皮膚の生成にはタンパク質と鉄とビタミンCが必要です。)

また、骨の合成にも鉄は不可欠ですし、全身を巡る赤血球にも大量に使われています。


639706c1ba6fe0bbf040609011f25f11_sそして、妊娠して赤ちゃんがお腹の中に出来ると、自分の分だけでなく、赤ちゃんの分まで鉄が必要になります

妊娠していると、お母さんよりも赤ちゃんに優先的に鉄分が運ばれるので、

妊娠して、シワやニキビや湿疹などが増えるというのは、鉄不足の一つのサインになりますし、

そもそも、鉄が不足していたら妊娠することじたいも妨げられてしまいます。

では鉄はどのくらい必要なの?


女性は月経て毎月一定量の鉄を消耗してしまいます。

妊娠前であれば、1日に最低2mgは必要です。

ですが、それまでに鉄が不足していた期間が長かった場合、

更に多くの鉄をとって、カラダに蓄えていく必要があります。


鉄は体の中の様々な場所にありますが、

だいたい7割が赤血球に含まれていて、

その他に、血清鉄、組織鉄、フェリチンに含まれています。

この中のフェリチンが、貯蔵鉄と言われているもので、

鉄が不足した時にこのフェリチンが鉄不足を補う働きをしています。

このため、このフェリチンの値を高く持って行くことが、妊娠するためにも、妊娠後に赤ちゃんを正常に育てるためにも重要です。

血液検査でこのフェリチンの数値を調べることで、鉄不足があるかどうかの目安になりますし、

妊娠しやすくなるためには、このフェリチンの値が最低50ng/ml程度は必要だと言われています。

吸収しやすい鉄と吸収しにくい鉄(ヘム鉄と非ヘム鉄)


0b17ae9b2ebad3a7a4f8a2c222fc211c_s鉄には大きく分けて

  1. 肉や魚など動物性の物に多く、吸収性の高い「ヘム鉄」
  2. 野菜や穀類など植物性の物に含まれ、吸収性の低い「非ヘム鉄」

の2種類があります。

少し細かい話をすると、

植物性の鉄(非ヘム鉄)は三価の鉄(Fe3+)であり、そのままの形では吸収されません。

そのままでは吸収されずに、胃で消化酵素などにより、一度二価の鉄(Fe2+)に変換して初めて、吸収することが出来るようになります。

そのため、同じ分量でも非ヘム鉄よりもヘム鉄のほうが6倍以上吸収率に差があります。


また、病院などで保険で出される鉄剤はこの非ヘム鉄の製剤ですが、

これを飲むと胃がムカムカする等と言って、胃薬を一緒に処方されたりすると・・・、
(非ヘム鉄は吸収するときに活性酸素を出して腸の粘膜にダメージを与えます。)

胃がムカムカしにくい代わりに、胃の中で吸収されるために必要な二価の鉄(Fe2+)に変換することを妨げられてしまいます。

そして、薬の中の非ヘム鉄はそのまま腸に行き、悪玉菌などの餌になったりして腸内環境を悪化させる原因にもなったりします。


鉄は、赤身の肉や魚からとることを心がけるとともに、

ヘム鉄のサプリから取る必要があります。

鉄をより効率的に吸収するためにはタンパク質とビタミンCが必要!


さらに、もうひとつ重要な事があります。

112445鉄が腸から吸収されるときに、トランスフェリンというタンパク質が鉄の吸収の働きをになっていますが、

タンパク質が足りないと、このトランスフェリンが充分に生成されない事が往々にしてあるようです。

そして、そのおかげでいくら鉄剤や鉄のサプリを飲んでも、なかなか吸収されずに、血液検査の数値も変わらないということがあります。

また、鉄のサプリを飲む時は、食事などでタンパク質やビタミンCを取ったのと同じタイミングで飲むことが、一番吸収に良いと言われています。

鉄のサプリは食事と一緒に飲むようにしましょう。

鉄は口から摂取する限り過剰摂取の心配はない!


鉄をサプリなどで取ろうとした時に一つ心配になるんじゃないかと思うこと、

それは、鉄の過剰摂取の問題。

ですが、これは全く心配ありません。

先ほど書いた、腸から鉄を吸収するのに、タンパク質が仲介していますが、

この働きのおかげで、腸から鉄が吸収される最大量はどうしても制限されてしまい、

鉄をいくらとっても、必要以上に吸収されすぎるということはありません。


逆に、急激に吸収することが出来ないということは、長い時間をかけて鉄不足を解消していかなければいけないということです。


だいたい、病院などでフェリチンの値を検査して、

数値が20ng/ml以下だったとしたら、

50ng/ml以上にまで持っていくのに1年以上はかかると思います。

鉄のサプリを飲むのは、早過ぎることはありませんから、今すぐにでも始めることが重要です!

鉄のサプリの選び方


鉄には今まで書いてきたように、非ヘム鉄とヘム鉄がありますが、

もちろんヘム鉄のサプリを選びましょう。

非ヘム鉄から生成されていろいろな処理をされた鉄のサプリもありますが、

一番吸収もよく効率のよいヘム鉄でとることをオススメします。


ただ、ここで重要なのは、


パッケージで内容にヘム鉄と書いてあっても、

その分量の全てがヘム鉄とは限りません。
(安すぎるものは、ヘム鉄と書いてあっても殆どの成分が非ヘム鉄であることがほとんどのようです。)

これは表示されていないので本当のところは分かりませんが、

もしもそのサプリを飲んで胃がムカムカしたり、ガス(おなら)が臭くなったり、便の色が黒っぽくなったりしたら・・・、

それは、そのサプリに非ヘム鉄も多く含まれているのかもしれません。

これは内容成分もしっかりしたドクターズサプリ




>>次に必要な栄養素:ビタミンA

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